Xeory Base はシンプルなデザインが魅力的ですよね。
しかし、使っていくうちに「もっとこうしたい!」と思うこともあるのではないでしょうか?
今回はトップ・アーカイブページ、サイドバー、フッターのカスタマイズ方法についてご紹介します。
※ カスタマイズは子テーマを作成して行うと、親テーマのアップデート影響を受けずに済みます。
目次
【トップ・アーカイブページ】記事全文表示を一部表示へ変更する
Xeory Base を利用していてカスタマイズしたい箇所 No1。
デフォルトだとトップページ、アーカイブページで記事全文が表示されてしまいます。
これを一部表示へ変更していきます。
index.php(トップページ)を修正
WordPressの管理画面から外観>テーマエディターへ遷移し、テーマファイルでindex.phpを選択します。
51行目にあるコードを下記のように変更し、”ファイルを更新”を押します。
Before
<?php the_content('続きを読む'); ?>
After
<?php the_excerpt(); ?>
archive.php(アーカイブページ)を修正
Index.phpだけの修正だと、アーカイブやカテゴリーなどのページには反映されません。
index.phpと同様の修正を、archive.phpでも行います。
48行目にあるコードを変更し、”ファイルを更新”を押します。
こうすることで、一部表示に変更できます!
【トップ・アーカイブページ】更新日付を表示する
トップ・アーカイブページのタイトル上に表示される投稿日時の横に、更新日付を付け足します。
index.php(トップページ)・archive.php(アーカイブページ)を修正
35行目前後にあるコードを以下のように書き換え、”ファイルを更新”を押します。index.phpとarchive.php両方に適用します。
Before
<li class="date updated"><i class="fa fa-clock-o"></i> <?php the_time('Y.m.d');?></li>
After
<li class="date updated"><i class="fa fa-clock-o"></i> <?php the_time('Y.m.d');?>
<?php if (get_the_modified_date('Y.m.d') > get_the_time('Y.m.d')) : ?> <i class="fa fa-refresh"></i> <?php the_modified_date('Y.m.d') ?><?php endif; ?></li>
投稿日と更新日の両方が表示されました!リライトしていない記事は投稿日のみが表示されます。
投稿記事にも更新日を付け足す場合、個別投稿(single.php)にも同様の処理を行います。
【サイドバー】プロフィールを追加する
サイドバーに項目を追加する方法です。今回はプロフィールを追加したいと思います。
- プロフィール画像
- Twitter フォローボタン
- 自己紹介文
の構成で作成します。
プロフィール画像と Twitter フォローボタンの準備
管理画面からメディアへ遷移し、プロフィール画像を選択、もしくは新規追加からアップロードします。
編集を押し、ファイルのURLをコピーします。プロフィールの設定で利用するため、どこかに貼り付けておきましょう。
次に Twitter のフォローボタンを作成します。https://publish.twitter.com/ へアクセスします。
“Twitter Buttons”>”Follow Button”と選択し、Twitter のプロフィールのURLもしくはユーザー名(@xxx)を入力して”Preview”ボタンを押します。
フォローボタンのコードが生成されるので、コピーして貼り付けておきます。
“set customization options”をクリックすると、ユーザー名の表示有無・ボタンの大きさ・言語をカスタマイズできます。
サイドバーにプロフィールを設定
外観>ウィジェットへ遷移し、”テキスト”をサイドバーの任意の場所にドラッグ&ドロップします。
タイトルに「プロフィール」と設定し、テキスト表示に切り替え、HTMLコードを貼り付けます。
<center><img class="profileimg" src="{プロフィール画像のURL}" width="150" height="150" /></center>
<p style="text-align: center;"><strong>{名前}</strong></p>
<p style="text-align: center;">{Twitterフォローボタンのコード}</p>
<center class="self-introduction">{自己紹介文}</center>
{プロフィール画像のURL}、{Twitterフォローボタンのコード}には先ほどコピーしたものを貼り付けます。
“保存”と”完了”を押すと、サイドバーにプロフィールが追加されます。
【サイドバー】背景を設定する
グレーの背景に文字が貼りついている印象なので、ひとつのブロックに見えるように変更します。
外観>テーマエディターへ遷移し、テーマファイルでstyle.cssを選択します。1047行目以降のcssを変更していきます。変更したら、”ファイルを更新”を押します。
追加するスタイル
.side-widget-inner {
background: #ffffff; /* 背景を白に */
border-radius: 3px; /* 丸角に */
}
.side-widget .self-introduction {
padding: 10px; /* 先ほど追加した自己紹介文に余白を */
}
修正するスタイル
.side-widget .side-title {
margin: 0 0 32px;
font-size: 15px;
background: #78BBE6; /* 追加 タイトルの背景を水色に */
color: #ffffff; /* 追加 文字を白に*/
padding: 5px; /* 追加 余白 */
border-radius: 3px; /* 追加 丸角に*/
}
そうすると、項目ごとにまとまって見えるようになります。
【フッター】プライバシーポリシーを設定する
Google Adsense の審査項目でも重要視されるというプライバシーポリシーを設定していきます。
WordPress はデフォルトでプライバシーポリシーページがあるので、そのページを編集してフッターに追加します。
ちなみに私はプライバシーポリシーを設定しましたが、Google Adsenseに落ちました・・・。
管理画面から設定>プライバシーページへ遷移します。プライバシー設定の本文にある”プライバシーポリシーページの内容を編集”を押します。
そうすると英語で書かれたプライバシーポリシーページが表示されるので、タイトルや内容を日本語へ書きかえていきます。
内容は【ブログに必須!】プライバシーポリシーと免責事項の書き方を参考にしました。修正後、”更新”を押し、URLをコピーしておきます。
外観>テーマエディターへ遷移し、テーマファイルで footer.php を選択します。20行目に以下のコードを追加し、ファイルを更新します。
<p class="privacy"><a href="{プライバシーポリシーのURL}">プライバシーポリシー</a></p>
続いてstyle.cssを選択し、1360行以降あたりにあるfooterのスタイルを変更していきます。
追加と変更
#footer a:hover {
color: #ffffff;
text-decoration: underline; /* マウスオーバーしたときに下線を表示するように */
}
...
.footer-02 {
background: #78bbe6; /* 変更 背景を水色に */
border-top: 1px #efefef solid;
}
.footer-02 .footer-copy {
text-align: center; /* 文字を中央に */
font-size: 12px;
color: #ffffff; /* 文字色を白に */
}
/* 以下追加 */
.footer-02 .privacy {
text-align: center; /* 文字を中央に */
font-size: 15px; /* 文字サイズを15pxに */
color: #ffffff; /* 文字色を白に */
}
フッターにプライバシーポリシーのリンクが追加されました!
【TIPS】参考にしたカラーコードと検証ツールの使い方
参考にしたカラーコード
サルワカさんの配色パターン40選を参考にしました。配色の割合、実際の画面の例、カラーコードが確認できます。
3色だけでセンスのいい色2 特設サイト もおすすめです。
Mac は Degital Clor Meter 、Windows はカラーピッカーを利用してカラーコードを取得できます。
検証ツールの使い方
Google Chrome で、ブラウザに表示されている HTML や CSS のコードを確認できるツールです。一時的に編集し、デザインがどう変わるかも確認することができます。
確認したいページで右クリック>検証を押します。
左上のカーソルキーを押して、画面上の任意の場所を選択すると、その箇所の HTML と CSS の内容が表示されます。
CSS を画面上で変更すると、一時的に反映されます。リロードすると元に戻ります。
参考にしたいデザインの中身を見たいときや、カスタマイズ中の確認として利用できるかと思います。
まとめ
全文表示の変更、サイドバー・フッターへの項目追加と見た目の変更方法についてご紹介しました。
今後デザインの変更を加えた際には、この記事を更新していきたいと思います。
Xeory Base のカスタマイズの参考になれば幸いです!